ワイヤレスジャパン/WTP2022
2022年5月25~27日に東京ビッグサイト西3・4ホールで開催されている「ワイヤレスジャパン/WTP2022」。東陽テクニカの展示する、RFチャネルエミュレーター「Vertex」は、業界で初めてモジュール構成を採用したことにより、柔軟性とコストパフォーマンスに優れた製品だ。そのほかにも無線用の計測ソリューションが通信キャリアや研究機関向けに並んでいる。
ワイヤレスジャパン/WTP2022の東陽テクニカブースでは通信キャリアや、無線技術を扱う研究所向けに様々なテストソリューションが並んでいる。
目玉ソリューションの1つが、英Spirent社のRFチャネルエミュレーター「Vertex」だ。文字通り、RF(無線)チャネルの環境を模擬することができるソリューションで、基地局装置や無線通信を行う端末に対し、多様な無線環境を提供してシミュレーションできる。

モジュール式RFチャネルエミュレータ「Vertex」
特長は、「業界で初めてモジュール型構成を採用したことだ」(清川氏)。
現状では最大でRF入力数16、RF出力数32で8x8MIMO 双方向まで対応できるが、ここまでの大規模な構成は必要ないユーザーも多い。Vertexシリーズは必要な構成に応じてモジュールを追加できるため、2チャネルSISOのようなベーシックな構成から徐々に増設していくことが可能だ。規模だけでなく、対応規格の面でも、例えば10年後の6Gや20年後に7Gを試験したいという時になっても、本体はそのままモジュールを買い替えるだけで対応可能になる可能性がある。コストメリットや柔軟性に優れた製品と言えよう。
Vertexの構成イメージ
RANもコアもシミュレーション
通信キャリアのネットワーク環境を模擬するソリューションも展示されている。「Spirent Landslide」だ。「RAN(無線アクセスネットワーク)やコアネットワークの環境を模擬できるソリューションで、接続性の確認が可能。モバイルネットワーク全域を模擬できる」(現地説明員)。

5Gモバイルコアノード/ネットワーク
パフォーマンステスタ&アクティブモニタ「Spirent Landslide」
from "構成" - Google ニュース https://ift.tt/2qIundW
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "業界初、モジュール型構成のRFチャネルエミュレータなどのテストソリューションを展示する東陽テクニカ - business network.jp"
Post a Comment