『福岡大学学園通信』第72号(令和3年12月発行)では、「学びの証」と題して、さまざまな分野で学ぶ学生たちの卒業論文・修士論文を紹介しました。
その続編として、卒業論文・修士論文から導かれた結論や成果、今後の課題などについて伺いました。ぜひご覧ください。
今回は、人文学部日本語日本文学科の徳渕 彩乃さんの卒業論文「佐賀方言の談話構成について」を紹介します。
◎卒業論文のテーマ
佐賀方言の談話構成について
◎論文の概要
佐賀方言にはどのような特徴があるのか、『日本のふるさとことば集成』の音声談話を元に分析を行いました。
分析の結果、佐賀方言では共通語に比べて、「もう」や「ほら」といういわゆる「フィラー」を多用することが分かりました。
◎このテーマに決めたきっかけは?
方言には「えー」「あの」のようなフィラーにも特徴があることを知り、出身である佐賀の方言にはどのような特徴があるのか、興味を持ったからです。
◎論文を通して得られたことや今後の課題について
早い段階から、自分が最終的にどのようなことを明らかにしたいのか、その方向性や目標を明確に決めておく必要があると感じました。
◎今後に生かしたいこと
9カ月の執筆期間を通して、思うように進まず行き詰まったり、期限へのプレッシャーを感じたりすることもありました。無事に書き終えた今、振り返ると、自分にとって有意義な経験だったなと感じます。これから社会人として活躍するために、課題に対して諦めず追求する姿勢を大事にしていきたいと思います。
◎福大での4年間を振り返って
指導教員の衣畑先生をはじめ、学科の先生方に、学生間で交流する機会を多く設けていただきました。おかげで、学科の授業を最後まで楽しく受けることができました。キャリアセンターから手厚い支援を受け、将来の自己実現にグッと近付けたことも良かったことの一つです。
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