Search

GPファイナル金のマリニン、フリーは“異次元構成” 4A転倒も4回転はループ含む5本決め、史上初・全6種の4回転ジャンパーに - au Webポータル

■フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル(9日、中国・北京)

GPファイナルの男子シングルは、“4回転の神”イリア・マリニン(19、アメリカ)がショート首位から逃げ切って初優勝を飾った。

フリーでは“異次元”の演技構成で挑み、ショートで成功した4回転アクセルは転倒するも、4種類(ルッツ、ループ、トウループ、サルコウ)の4回転ジャンプを決めた。得点はアダム・シャオイムファ(22、フランス)がフランス杯で出した207.17点を上回る、今季世界最高の207.76点をマーク。

合計でも自身がスケートアメリカで出した310.47点を4点以上更新する314.66点で優勝した。男子は出場6人中、4人が自己ベスト「300点超え」のハイレベルな戦いとなった今大会は、終わってみればマリニンが唯一の300点台を叩き出して圧倒した。

フリーは最終滑走のマリニン。前々日(7日)はショートプログラムとしては史上初となる4回転アクセルに成功し、新たな歴史を刻んだが、この日は転倒。だが、そこから立て直し、4種類の4回転ジャンプを5本跳んで成功。回転不足などの減点もなく技術点だけで121.49点に達した。冒頭の転倒でGOE6点以上のマイナス、ステップ、スピンではレベルの取りこぼしもあり、まだまだ高得点が期待できる構成だ。

さらに3本目で4回転ループに成功したマリニンは、4回転フリップを昨年のGPファイナル(イタリア・トリノ)などで決めているため、(国際スケート連盟公認大会では)史上初めて全6種類の4回転ジャンプに成功した選手となった。

初出場で挑んだ昨年のファイナルでは、フリーで4回転アクセルを決めるも、宇野と山本草太に敗れ3位。今大会は完成度の高い4回転ジャンプを武器に、ショートとフリーともに圧巻のプログラムで初の世界の頂点に輝いた。

【男子シングル結果】
1位)イリア・マリニン 314.66点(SP106.90、FS207.76)
2位)宇野昌磨 297.34点(SP106.02、FS191.32)
3位)鍵山優真 288.65点(SP103.72、FS184.93)
4位)アダム・シアオ・イムファ 278.28点(SP88.36、FS189.92)
5位)三浦佳生 261.53点(SP94.86、FS166.67)
6位)ケビン・エイモズ 219.91点(SP93.20、FS126.71)
 

Adblock test (Why?)



from "構成" - Google ニュース https://ift.tt/RBZGzMf
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

0 Response to "GPファイナル金のマリニン、フリーは“異次元構成” 4A転倒も4回転はループ含む5本決め、史上初・全6種の4回転ジャンパーに - au Webポータル"

Post a Comment

Powered by Blogger.