県議選受け新たな県議会の会派構成自民党単独で過半数占める ... - nhk.or.jp

４月９日に投票が行われた福岡県議会議員選挙を受けて、新たな県議会の会派の構成がまとまり、自民党の会派が無所属の議員も含め単独で過半数を占めました。
一方、福岡県議会で初めて議席を獲得した日本維新の会は新たに会派を結成しました。
最大会派は「自民党県議団」で、当選した公認の４０人のほか、追加公認した１人や推薦した無所属の議員２人、それに、推薦を受けなかった無所属の新人１人も加入して４４人となり、単独で過半数を占めました。
自民党の会派が選挙後に単独で過半数を占めるのは１２年ぶりです。
第２会派は立憲民主党や国民民主党の議員などが所属する「民主県政県議団」で、２２人です。
次いで、「公明党」が１０人、新たに無所属の議員で結成した「新政会」が５人です。
そして、福岡県議会で初めて議席を獲得した「日本維新の会」は、３人で新会派を結成しました。
日本維新の会福岡県議団の新開崇司代表は、与党でも野党でもないとした上で記者会見で「是々非々で賛成できるところは知事に協力し、そうでないところは提案していきたい」と述べました。
また、最年少で当選した２５歳の新開嵩将議員は、「若さを生かして発信力も高めたい」と述べました。
このほか、１人会派が３つで、選挙前２議席あった共産党は候補者全員が落選し、会派がなくなりました。
福岡県議会は、来週１５日に臨時の議会を開き、新しい議長や副議長を選出する予定です。

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