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AMD最強ゲーミング構成!MSIの新型X670EマザーでRyzen 7 ... - AKIBA PC Hotline!

 ゲーミング向けCPUとして最高峰のパフォーマンスを実現するRyzen 7 7800X3Dが登場したことで、Socket AM5はゲーマーにとってより注目すべきプラットフォームとなった。今回テストする「MAG X670E TOMAHAWK WIFI」は、そんなSocket AM5に対応するMSIの新作マザーボードだ。

 今回はこのMAG X670E TOMAHAWK WIFIのゲーミングPC適正をチェックすべく、Ryzen 7 7800X3DとRadeon RX 7900 XTXを用意。2023年春におけるAMD最強のゲーミングCPUとGPUの性能をしっかり引き出すことができるのかチェックしてみた。

Ryzen 7 7800X3DとRadeon RX 7900 XTXでAMD最高のゲーミング環境を構築

 MAG X670E TOMAHAWK WIFIをテストするために用意したのが、3D V-Cacheを搭載した最新鋭CPU「Ryzen 7 7800X3D」と、RDNA 3ベースのハイエンドGPU「Radeon RX 7900 XTX」だ。

 CPUのRyzen 7 7800X3Dは、Zen 4ベースのCPUに3D V-Cacheを搭載することで96MBのL3キャッシュ容量を実現した8コア/16スレッドCPU。AMDはこのCPUを究極のゲーミング向けCPUであるとしており、ゲームにおいては上位モデルであるRyzen 9 7950X3Dに匹敵する性能を備えていることが明らかにされている。

3D V-Cacheを搭載する8コア/16スレッドCPU「Ryzen 7 7800X3D」。
3D V-Cacheによって96MBという大容量L3キャッシュを実現。これがゲームでの高いパフォーマンスにつながっている。

 Radeon RX 7900 XTXは、AMD最新のGPUアーキテクチャであるRDNA 3を採用したハイエンドGPUで、2023年春のAMD製GPUでは最高のゲーミング性能を備えたGPUだ。

 設計と製造プロセスを刷新したことによってGPU自体の性能はもちろん、リアルタイムレイトレーシング性能も強化されている。また、24GBの大容量VRAMを搭載したことで、フルHDを超えるWQHDや4Kなどの高解像度でもゲームをプレイできる性能を実現している。

AMD製GPUで最高のゲーミング性能を備える「Radeon RX 7900 XTX」。
AMD純正デザインのリファレンスモデルを用意した。

 AMDのゲーミング向け製品としては最高のCPUとGPUを用意した今回の機材。メインストリーム向けのマザーボードであるMAG X670E TOMAHAWK WIFIが、両プロセッサの性能をしっかり引き出すことができるのかに注目だ。

 その他の機材については以下の通り。

長時間の使用でも安心!かなり冷えるヒートシンク/VRMデザインVRM周りが無風状態でもRyzen 7 7800X3Dを安定動作可能なMAG X670E TOMAHAWK WIFI

 Ryzen 7 7800X3DとRadeon RX 7900 XTXは、今回試したいずれのゲームでも素晴らしいパフォーマンスを発揮しており、長時間ゲームをプレイしていてもパフォーマンスの低下を感じる場面はなかった。このように、AMD最高のゲーミングプロセッサが安定して優れたパフォーマンスを発揮し続けられる理由の一つが、MAG X670E TOMAHAWK WIFIの高品質なVRMにある。

今回の機材ではVRM周辺は無風状態となるため、エアフローによる冷却も期待できないVRMにとっては厳しい条件だ。

 今回のテスト機材では、CPUの冷却にオールインワン水冷クーラーを使用しており、テスト中は各パーツをケースに収めずオープンエア状態で稼働させている。この条件ではCPUに電力を供給するVRM周辺は無風状態となるため、放熱面ではケースに収めた時以上に厳しいシチュエーションだ。

 この厳しい条件でCPUに長時間高負荷を掛けた場合、VRMの温度はどのようになるのか。CPUの全コアに負荷を掛けられるCINEBENCH R23のMulti Coreテストを約1時間連続実行して温度を計測してみた。室温約25℃の環境で実施したテストの結果は以下の通り。

アイドル時のVRM周辺温度は35~36℃前後。(室温約25℃)
テスト開始から約1時間経過後。VRM周辺温度は40℃台をキープしており、無風状態ながら動作温度はまったく問題ない。

 アイドル時とテスト開始から約1時間経過時点のサーモグラフィ画像からは、アイドル時に35~36℃だったVRM周辺温度が、負荷をかけ続けても40℃台までしか上昇していないことが確認できる。HWiNFO64で計測したモニタリングデータでも、VRMのMOS温度は最大でも50℃となっており、温度的には相当低い温度を維持していることが分かる。

 テスト中、CPUは終始一貫して90W前後の電力を消費しながら約4,750MHzで動作している。CPU消費電力が50~70W程度であることの多いゲーム実行中より大きな電力を消費している状況でも、長時間にわたって安定した性能を発揮し続けているというこの結果は、MAG X670E TOMAHAWK WIFIのVRMがRyzen 7 7800X3Dに電力を安定供給しているからこそでもある。

高性能VRMで長時間負荷をかけてもゲーム性能が下がらないMSI MAG X670E TOMAHAWK WIFI多数のM.2 SSDを搭載可能で、長く活躍できるゲーミングPCを組むならこのマザーボード

 MSIの新作Socket AM5マザーボードであるMAG X670E TOMAHAWK WIFIは、無風状態でもRyzen 7 7800X3Dに電力を安定供給できる高性能VRMと、PCIe 4.0 x4以上に対応するM.2スロットを4基も搭載している拡張性が魅力のマザーボードだ。

 現時点でAMD最高のゲーミング構成であるRyzen 7 7800X3DとRadeon RX 7900 XTXを支えるベース機材として十分な性能を備えていることはもちろん、長期的に運用することを考えた場合にも、高性能なVRMや複数のM.2スロットの存在が将来のアップグレードで役立つことになるだろう。

 Ryzen 7 7800X3Dを使ったゲーミングPCの構築を考えているゲーマーにとって、メインストリーム向けでありながら品質と機能を兼ね備えたMSI MAG X670E TOMAHAWK WIFIは、注目すべきマザーボードの一枚なのである。

[制作協力:MSI]

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