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「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産登録目指し推薦書最終素案提出へ|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

奈良県明日香村などにある都の跡などの文化財について、奈良県と関係自治体でつくる協議会は、世界文化遺産への登録を目指し、推薦書の最終的な素案を今月(6月)中に文化庁に提出することを決めました。

「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」をめぐり、奈良県と明日香村など関係自治体は協議会を立ち上げ、県内4件目の世界文化遺産への登録を目指し、準備を進めてきました。
20日、協議会の会合が開かれ、およそ16年かけてまとめた最終的な推薦書の素案を、今月29日に、文化庁に提出することが決まりました。
素案には、▼明日香村の飛鳥宮跡や橿原市の藤原宮跡などの「宮殿跡」のほか、▼寺の跡や古墳など、あわせて20の文化財が構成資産として掲載されています。
これらは6世紀末から8世紀初頭のおよそ100年間で、日本で初めて中央集権的な国家が誕生したことを示す比類のない資産だとしています。
協議会によりますと、滋賀県彦根市にある「彦根城」も今回、同じタイミングで世界文化遺産への登録を目指していて、早ければ、ことし夏に開かれる文化庁の文化審議会で推薦候補に選ばれるかどうかが決まるということです。
荒井知事は「素案の内容はだいぶ煮つまったと思う。当時の東アジアの片隅にいた人々の努力に光があたってほしい」と話していました。

【構成資産は】。
世界文化遺産への登録を目指している「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」は、明日香村、橿原市、桜井市にある、あわせて20の資産で構成されています。
▼飛鳥宮跡や藤原宮跡などの「宮殿跡」。
▼日本最古の本格的な寺、飛鳥寺の跡や現在の薬師寺の前身にあたる本薬師寺などの「仏教寺院跡」。
▼蘇我馬子の墓とされる石舞台古墳や天武天皇と妻の持統天皇を埋葬したとされる天武・持統天皇陵古墳などの「墳墓」の3つの分野が柱です。
発掘調査の結果などから、役割や位置づけ、形の変遷がわかり、中国式の碁盤の目状の都、「都城」が形づくられていく過程を示す東アジアで唯一の例だとしています。

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