「ダンスで佐賀を元気に」構成から振付け演出までこなす実力派大学生ダンサーが奮闘【佐賀県】｜佐賀のニュース｜サガテレビ - サガテレビ

今回は、大学公式のダンスボーカルグループのリーダーを務める佐賀市出身の大学生を紹介します。構成から振付け、演出までこなす彼女、ダンスのチカラで地元佐賀を元気にしたいと奮闘しています。

【中原千恵さん】
「たくさんの方々の力や協力もあって、ここまでダンスもできていると思うので、それを恩返しする気持ちでも、佐賀を盛り上げていきたい」

佐賀市出身の中原千恵さん。
身長172センチ、長い手足を生かした迫力のあるダンスが持ち味です。大学生の九州大会で、2年連続優勝するなど、実力派のダンサーです。

現在は福岡県にある日本経済大学に通っています。中原さんは、大学公式のダンスボーカルグループ、「ブルーローズ」のリーダーをしています。ブルーローズは、入学式で、パフォーマンスを披露するなど大学をPRする役割を担います。

【中原千恵さん】
「初めてブルーローズの話をもらったときは、正直ゼロからのスタートだったので何をしたらいいのか全然わからなくて1年経ってみてやっと、ああこうやったらお客さん盛り上がるんだとか、こうやってやれば学校も色々応援してくれるんだというやり方が1つずつわかってきたので、次の子達に繋げていけるように今指導している」

1年前に発足した「ブルーローズ」。ダンスの実力と経験を買われ、初代リーダーに指名されました。

【メンバー堤良維さん】
「ズバズバ言う。良くするためにしっかりチームに悪いところも良いところも伝えてくれるような人」

【メンバー大籠アンナさん】
「ザ・リーダーって感じ。ダンスでもダンス以外でもみんなのことを引っ張ってくれている存在なので。なくてはならない存在」

【メンバー内藤佑吏さん】
「スケジュールの管理。いつやるかいつどの振りをするかしっかり管理していてすごいなと思う」

現在メンバーは10人。練習スケジュールの管理からパフォーマンスの振りつけや構成、演出までこなす中原さん。ブルーローズのプロデューサーも絶大な信頼を置いています。

【プロデューサー嘉村百花さん】
「演出も振りつけも、今のところ中原にこういうイメージでやりたいと相談するとしっかりかたちにしてくれるので、すごくブルーローズのかたちをつくったのは彼女かなと思う」

リーダーとしてチームを引っ張る中原さんですが、幼いころは人見知りで消極的な性格だったと言います。しかし、7歳でダンスに出会ってから、自分を表現できるようになりました。17歳からは週に2回、佐賀市と江北町でダンス教室のインストラクターもしています。

去年は、地元佐賀を盛り上げたいという気持ちが実を結び、プロバスケットボールチーム佐賀バルーナーズのチアリーダー「バルヴィーナス」とのコラボが実現しました。
ブルーローズは、福岡や佐賀を中心に学外のイベントにも積極的に出演しています。

【中原千恵さん】
「きょうのステージで初めて出る子も1人いるので、ちょっと新体制になるけど新しいメンバーも一緒に盛り上げていきたい」

この日の出番は午前と午後の2回。韓国映画の上映の合間にK－POPをリミックスしたダンスを披露します。

約10分間のパフォーマンスを終えると会場には大きな拍手が響きました。

【パフォーマンスを見た人】
「ただの普通のK－POPのカバーじゃなくて自分たちでオリジナルで振りつくっているのがすごくかっこいいなと思った」