郡山市の田んぼに臓器移植用の心臓を搬送中の県警ヘリコプター「あづま」が不時着し、7人が重軽傷を負った事故の影響で断念された心臓移植。その陰でヘリの不時着後も心臓を搬送し臓器移植を成功させようと関係者は奔走した。会津若松市のヘリ運航会社「ジャパンフライトサービス」社長(49)は「命をつなぐことができると思ったが、残念でならない」と無念の表情を浮かべた。
同市の竹田綜合病院で脳死判定を受けた50代男性から摘出された心臓は、会津中央病院にある同社のヘリポートから飛び立った。予定時刻を過ぎても福島空港への到着が確認できなかったため、問い合わせると不時着したことが判明。臓器移植コーディネーターから慌てた様子で「医師を運ぶヘリを出してほしい」と要請があったという。
ヘリ運航会社社長は、男性(65)の操縦するヘリで急きょ、県警ヘリに搭乗していた医師とは別の男性医師を会津若松市から福島空港に搬送。1日午前10時前に到着すると、既に心臓が運び込まれたチャーター機に医師を案内、羽田空港に向けて出発する姿を見送った。
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2020-02-03 02:01:17Z
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