鍵山優真もうちょっと攻めた構成をGPシリーズでサルコー ... - 中日新聞

今季の目標や意気込みを語った鍵山優真

　フィギュアスケートの全日本強化合宿が8日、大阪府泉佐野市の関空アイスアリーナで報道陣に公開された。2022年北京五輪銀メダルの鍵山優真（20）＝オリエンタルバイオ・中京大＝は左足首負傷から復帰となる新シーズンに向けて、「焦らずに、グランプリ（GP）シリーズあたりで4回転ジャンプを入れて前の状態に近づけたらいい」と語った。今季は昨季と同じショートプログラム（SP）、フリーを演じる。この日はSPの「ビリーバー」の曲をかけ、昨季からブラッシュアップし、緩急のある滑りを披露した。

　今季のGPシリーズは第3戦、フランス杯と第6戦、NHK杯に出場を予定している。「GPシリーズでもうちょっと攻めた構成を試してみたい」とサルコー、新たに練習中のフリップの2種類の4回転ジャンプの投入を描いた。