オウム後継アレフの構成員を告発 再発防止処分違反容疑で公安調査庁 - goo.ne.jp

　公安調査庁は6日、団体規制法に基づく再発防止処分で使用を禁止した道場で立ち入り検査を妨げたとして、オウム真理教の後継団体「アレフ」の構成員3人を団体規制法違反（再発防止処分違反、検査忌避）の疑いで大阪府警に告発したと発表した。告発は6月16日付。再発防止処分違反容疑での告発は初めて。

　アレフをめぐっては、資産状況などの報告が不十分だとして、公安審査委員会が3月、全国の拠点施設のうち13施設の全部または一部の使用などを禁止する再発防止処分を出した。

　同庁によると、4月19日に大阪市生野区の施設に立ち入り検査をした際、再発防止処分で使用を禁じた道場で、構成員3人が大声をあげるなどして検査を妨げた疑いがある。

　別の構成員1人もファイルを抱え込むなどしたとして、同法違反（検査忌避）容疑で告発した。（久保田一道）

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