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中南米のエコノミスト、新興国危機に備えた基金をIMFに要請 - ロイター (Reuters Japan)

 中南米諸国のエコノミストなどで構成するマクロ経済と金融問題に関する委員会は7日、新興国が危機に陥った場合に備えて基金を創設するよう国際通貨基金(IMF)に訴えた。写真はサンパウロで2022年1月撮影(2023年 ロイター/Amanda Perobelli)

[ワシントン 7日 ロイター] - 中南米諸国のエコノミストなどで構成するマクロ経済と金融問題に関する委員会は7日、新興国が危機に陥った場合に備えて基金を創設するよう国際通貨基金(IMF)に訴えた。

中南米諸国のエコノミストや元財務相などで構成する「Latin American Committee on Macroeconomic and Financial Issues(CLAAF)」は、ファンダメンタルズ(基礎的条件)がしっかりしている国の債務を一時的に購入できる3000億ドル規模の基金創設を求めた。

委員会の議長を務めるリリアナ・ロハス・スアレス氏は「新興国は、(新型コロナウイルスの)パンデミック発生時やその後に大きな打撃を受けた。最悪期は脱したが、パンデミックでは、次の危機や世界的なショックに備えるため、IMFにより大きな力が必要だという教訓を得た」と説明した。

同委員会は、新興国への資本流入が突然停止する恐れがある場合にのみIMFが介入すべきだと指摘。危機が発生した際に必要な流動性を迅速に提供するのにこの基金が役立つと指摘した。

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