【ジャカルタ=川上大介、キーウ(キエフ)=深沢亮爾】ウクライナ大統領府によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は29日、首都キーウを訪問したインドネシアのジョコ・ウィドド大統領と会談した。インドネシアはG20(主要20か国・地域)の今年の議長国で、両氏は11月のG20首脳会議について協議した。
ジョコ氏はロシアとウクライナの橋渡しをする考えで、首脳会議にはゼレンスキー氏とプーチン露大統領の双方を招待しているが、ゼレンスキー氏は、自身が出席するかどうかは「国内の安全保障の状況と参加国の構成による」と述べ、プーチン氏を参加させないよう暗に求めた。
会談後の声明によると、ジョコ氏は平和的解決の重要性を訴え、モスクワで30日に会談するプーチン氏へメッセージを伝えることも申し出たという。
一方、ウクライナ軍の情報機関は29日、ロシア側と捕虜144人ずつを交換したと明かした。南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で抵抗を続けていた95人が含まれ、うち43人は「アゾフ大隊」のメンバーだという。タス通信によると、ドネツク州の親露派武装集団幹部も29日、捕虜交換を認め、ウクライナ側には重傷者を戻したと説明した。
ただ、捕虜の多くは拘束が続いている。露連邦捜査委員会のトップは29日、ウクライナ兵捕虜を親露派武装集団の裁判で裁くと主張し、既に10件が訴追されていると説明した。
東部ルハンスク州に残るウクライナ側の最後の拠点都市リシチャンスクでは、露軍が攻撃を続けている。州知事は29日、州内の人道支援物資の保管倉庫を露軍がほぼ破壊したと明かした。
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