台湾発のティーカフェ「ゴンチャ」を展開するゴンチャ ジャパン(東京・渋谷)が2020年7月22日、新商品「フルーツビネガー」を発売した。ティーカフェでありながら、なぜ酢のドリンクを売り出すのか。背景には、プロ経営者の原田泳幸氏が描く新成長戦略があった。
「お茶でもタピオカでもない新商品」。ゴンチャ ジャパンが新たに発売したのはフルーツビネガーだった。
100%果実発酵した「美酢(ミチョ)」という「飲むお酢」に、ゴンチャオリジナルのフルーツソースを合わせ、こんにゃくゼリーをトッピングした。柑橘(かんきつ)系の爽やかな酸味が広がる「カラマンシー」、トロピカルな「パイナップル」、甘酸っぱく華やかな味わいの「ざくろ」があり、それぞれソーダで割るかミルクで割るかを選べる計6種のラインアップである。
なぜ、ティーカフェでビネガードリンクなのか。
「ゴンチャ=タピオカミルクティー、ゴンチャ=若い女性のお店というあまりにもニッチなブランドが定着しすぎている」
ゴンチャ ジャパンの原田泳幸会長兼社長兼CEO(最高経営責任者)は、そう口火を切った。原田氏と言えば、アップルコンピュータ(現・アップルジャパン)や日本マクドナルドホールディングス、ベネッセホールディングスなどを率いた「プロ経営者」である。19年12月1日付でゴンチャ ジャパンのトップに就任し、成長戦略として掲げたのは3つ。顧客層の拡大、来店頻度の向上、店舗数の拡大だ。「ベストなメニューとベストなサービスとベストなロケーション、極めてシンプルなこの3つの柱で成長を図っていきたい」。
フルーツビネガーに込めた狙い
このうち客層拡大、来店頻度向上という2項目を満たす戦略商品として投入したのが、フルーツビネガーだった。「アジアンカフェというニーズは確実にあると確信している。しかし、今のメニューポートフォリオでは、ロイヤルカスタマーの若い女性でも週に1回、2回と訪れる動機付けにはなっていない」(原田氏)。
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July 30, 2020 at 03:04AM
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