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渡辺明棋聖と藤井聡太七段の棋聖戦がきょう第3局 藤井七段が史上最年少タイトルも - ニフティニュース

珍しく半袖姿で検分に臨んだ<a href='/topics/keyword/藤井聡太/170511170892/'>藤井聡太</a>七段(左)と渡辺明棋聖(日本<a href='/topics/keyword/将棋/160530000202/'>将棋</a>連盟提供)

 将棋の藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)=棋王、王将=に挑戦している第91期棋聖戦5番勝負第3局が9日、東京都千代田区の都市センターホテルで行われる。2連勝で王手を掛けている藤井七段は、勝利すると17歳11か月でのタイトル奪取となり、1990年の棋聖戦で屋敷伸之九段(48)が樹立した18歳6か月の史上最年少記録を30年ぶりに更新する。8日、両者は「新聖地」になりつつある対局場で検分に臨んだ。

 通常、夏季でも長袖を着る藤井七段は、闘志がみなぎっているのか異例の半袖シャツ姿で登場。大一番を前に「初のタイトル戦ですが、ここまで自分のパフォーマンスを出せています。いいスコアで第3局を迎えられますけど、気負わずに臨みたいです」と抱負。カド番の渡辺棋聖は「過去2局より良い内容になるように戦えれば。(藤井七段とタイトル戦で指して)分かってきたことはあります」と静かに巻き返しを誓った。

 東京メトロ「永田町」駅の近くにあり、会議室や宴会場など政治家の利用も多い都市センターホテル。2015〜16年に東京・将棋会館で耐震補強工事が行われた時期に代替の対局場になり、17年度棋王戦からタイトル戦の舞台にもなった。

 18年度棋聖戦では豊島将之八段(当時)が5度目の挑戦で初タイトル。昨年度王位戦では木村一基九段(当時)が46歳3か月の史上最年長で初タイトルを獲得するなど歴史の節目を刻んでいる。挑戦者の4戦全勝という過去は藤井七段にとっての吉兆か。

 一方、18年度棋聖戦第5局では対局中に防災サイレンが鳴り、18年度王位戦第7局では配膳中のアイスコーヒーを盤上にこぼしてしまう騒動もあった。同ホテルの担当者は「お恥ずかしい不手際が続いてありましたが、手前どもを対局場にご指定いただきました。もう次はないと思って取り組んでいます」と緊張感を強める。8日午前には幹部の対策会議が開かれ、飲み物の配膳は熟達した専属スタッフを配備することを決定。防災センターとの意思疎通や例年より強化した警備態勢を確認した。担当者は「光栄な機会です。もう粗相は許されません」と力を込める。準備は万端。舞台は整った。(北野 新太)

 ◆将棋タイトル戦の聖地 神奈川県秦野市の旅館「元湯 陣屋」は1920年代から現在まで大勝負の舞台になり続けている。52年の王将戦で、出迎えがなかったことを理由に升田幸三実力制第四代名人が木村義雄十四世名人との対局を拒否した「陣屋事件」はあまりに有名。愛知県蒲郡市の「銀波荘」は60年代から6棋戦で使われ、甲府市の「常磐ホテル」は最終局で使用されることが多く「決着の宿」とされる。

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July 09, 2020 at 05:06AM
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