炭酸水を作れるマシン、いわゆる「炭酸水メーカー」を自宅で使っている人はここ数年で増えつつあります。炭酸水はそのまま飲めるだけでなく、お米を炊くのに使うとごはんがツヤツヤに炊き上がったり、洗顔やシャンプーに使うと皮脂に詰まった汚れが落ちやすくなったりと、いいことずくめ。
数ある炭酸水メーカーのなかでも、シナジートレーディングの「drinkmate(ドリンクメイト)」は、水以外の飲み物にも炭酸を注入できるのが特徴です。ジュースはもちろん、お酒にも炭酸が注入可能となると、お酒大好きな筆者としては試さない手はありません! 今回は、ドリンクメイトの「マグナムグランド」を使って、いろんなお酒とジュースに炭酸を注入してみました。
水以外の飲み物にも使える「マグナムグランド」は置き場所の確保が必須
ドリンクメイトには、「水専用モデル」と「水以外の飲み物にも対応したモデル」の2種類があります。今回使用した「マグナムグランド」は水以外にも使えるタイプで、カラーはブラックとホワイトの2色から選べます。
マグナムグランドは奥行き211×幅171×高さ429mmと本体サイズが大きめです。その反面、最大142リットル分の炭酸水が作れるマグナムガスシリンダーが使えるので、ガスシリンダーを頻繁に交換する手間は省けます。「うちのキッチンには大きすぎる」と感じる人は、ひと回り小さいベーシック(標準タイプ)があるので、置き場所や使用頻度と相談して検討するのが良いでしょう。
ドリンクメイトで炭酸飲料を作る手順はいたってシンプル。まずは本体背面にガスシリンダーを装着したら、飲み物を入れたボトルを取り付けるだけです。
ちなみに、マグナムグランドでは、ベーシック用の410gガスシリンダーも使えます。アタッチメントが装着されているので、使用するガスシリンダーに応じて着脱しましょう。
炭酸の抜けたビールとハイボールは復活なるか?
身近な炭酸入りアルコール飲料といえば、ビールとハイボールを連想する人も多いはず。まずは身近な飲み物でお手並み拝見、というわけで、開栓して1日放置した缶ビールと缶のハイボールに炭酸を注入してみました。果たして、開栓したてのシュワシュワ感は復活するのでしょうか?
まずは本体からボトルを取り外して、炭酸を注入したい飲み物をボトルに注ぎます。このとき注意したいのが、ボトルに入れる飲み物の量。水は最大820mlまで、水以外の飲み物は最大350mlまでという制限があるんです。つまり、500ml缶のお酒やペットボトルのジュースは一度に炭酸を入れられないので注意しましょう。
ここからはガスを注入していきます。ガス注入ボタンは本体天面にあるので、ギュッギュッと連続で押し込んで炭酸を入れましょう。液体の容量にもよりますが、15回ほど押すと「プシュー」とガスが抜ける音がしてきます。これで炭酸の注入は完了。お好みでさらに炭酸を加えることもできます。
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