関西テレビ
神戸市須磨区の集合住宅で赤ちゃんを含む子ども4人を放置した疑いで、両親が逮捕された事件。
警察は、両親が子どもたちを置き去りにしてパチンコに行くことを繰り返していたとみています。
検察に身柄を送られた神戸市須磨区の会社員・高島伸也容疑者(36)と妻の裕美容疑者(38)。
2人は去年11月、当時住んでいたマンションに約8時間、0~5歳の子ども4人を放置した疑いがもたれています。
4人のうち、生後3ヵ月の政宗ちゃんは死亡が確認されました。
この家で一体、何があったのか…。
神戸市は3年前から一家の支援を行ってきたと話します。
【神戸市家庭支援課・吉井良英課長】
「(3年前に)長女の乳幼児健診が未受診だったので、その受診勧奨のために訪問して、フォローに入った」
しかし、おととし8月…
【隣の部屋に住む男性】
「『お父さんお母さん、おらんの?』と聞いたら『いない』となったんで」
隣の部屋に住む男性は、パジャマ姿の子どもたちが廊下にいるのを目撃。
危険を察知して警察に通報したといいます。
【隣の部屋に住む男性】
「玄関が少し開いてたんですけど、そこに0歳ぐらいの赤ちゃんがいて。ちょっとこれは危ないなと思って、警察に保護してもらった」
その後、警察はネグレクト=育児放棄として神戸市に通告。
これを受け、市は高島容疑者らに指導を行い、その後も区役所の保健師が月1回の家庭訪問を続けていました。
そして、事件があった去年11月26日。高島容疑者らは神戸市内のパチンコ店にいました。
【記者リポート】「警察によると、パチンコ店の店員は2人の姿をよく見たと話しているということです」
2人がいたパチンコ店は、当時住んでいた自宅から直線距離で約4・5キロ離れたJR神戸駅近く。
自宅を出てから8時間近く経ってようやく2人が戻ると、すでに政宗ちゃんは冷たくなっていました。
父親の伸也容疑者は当時、警察に「午前中から家で寝ていて、起きたら政宗ちゃんの意識がなくなっていた」と話していました。
しかし、パチンコ店や駅の防犯カメラには2人の姿が映っていて、この説明は真っ赤な嘘だったことが分かりました。
逮捕後の調べに対し、2人は「パチンコ・スロットに行っていた」といずれも容疑を認めているということです。
行政が継続的に支援を行ってきた中、起きてしまった今回の事件。
【神戸市家庭支援課・吉井良英課長】
「(最初に接触した)平成29年11月以降、自宅訪問は計20回行ってきた」
ーーQ:担当者の対応に問題点は?
「いや、逆にものすごくよくやってくれていると思います」
警察は、2人が子どもたちを置き去りにする行為を繰り返していたとみて調べています。
2020-01-24 08:53:46Z
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