タピオカドリンクをPRする生徒たち=加賀市小菅波町で |
あす限定販売
加賀市の大聖寺高校生四人がオリジナルのタピオカドリンクを開発し、十五日に同市小菅波町のプリン専門店「かがの湯ぷりん」で限定販売する。「加賀をもっと若者が集まるまちにしたい」と願いを込め、「加賀のJK(女子高生の略)も小松のJKも遊びに来て」と呼び掛ける。(小室亜希子)
四人は一年生の藤田亜弥さん(16)、菅内凜璃子(りりこ)さん(16)、北村果鈴(かりん)さん(16)、二年生の前川優月(ゆつき)さん(17)。身近な課題をテーマにプロジェクトを立ち上げ、実行する「全国マイプロジェクトアワード」を知り、「加賀を活性化するために力を合わせよう」と参加を決意。大流行中のタピオカドリンクを販売し、市内外から若者を呼び込もうと考えた。
高校生の思いに、かがの湯ぷりんの鴨出円(かもでまどか)店長(41)が賛同し、商品開発に協力した。商品名は温泉(スパ)にちなんで「スパタピ」とし、加賀棒茶ミルクとイチゴミルクの二種類を用意。それぞれ細かく砕いたプリンが一個分入っている。ボトル型の容器に入れ、“インスタ映え”にもこだわった。各五百円(税込み)で、計百杯限定。午前十時〜午後三時。
藤田さんは「加賀には高校生が集まる場所がなく、みんな金沢や小松へ行ってしまう」と残念がる。来年二月にも販売を計画しており、その際にはお薦めスポットを紹介する地図も添える考えだ。鴨出さんは「高校生の頑張る姿に刺激をもらう。応援したい」と話す。店はJR加賀温泉駅南口から徒歩一分。
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December 14, 2019 at 03:12AM
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タピオカで加賀に若者を! 大聖寺高生4人がドリンク考案 - 中日新聞
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