名古屋大病院は15日、50代の女性が2014年に受けたコンピューター断層撮影(CT)検査の結果を、担当医らが約13カ月間確認せずに放置し、女性が18年に肺がんで死亡したと発表した。放置してる間に肺がんは2段階進行しており、病院は医療ミスと認め、遺族に謝罪した。
病院によると、女性は14年5月、背中や腰の痛みを訴えて救急外来を受診。担当の研修医と指導医は尿路結石と診断し、鎮痛剤を投与し帰宅させた。
この際に女性は腹胸部のCT検査を受け、放射線科の医師が肺がんを含む腫瘍の可能性を指摘する画像診断報告書を作成したが、研修医や指導医らは確認せず放置した。
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2019-10-15 07:31:00Z
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