福岡県粕屋町仲原の須恵川で会社員村尾照子さん(38)が他殺体で見つかった事件で、村尾さんの腕などには抵抗した際にできる目立った傷がなかったことが10日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、村尾さんが何者かに突然襲われ、抵抗できずに首を絞められて殺害され、川に遺棄された可能性が高いとみて捜査している。
捜査関係者によると、8日午後に見つかった村尾さんの遺体は、死後1~2日経過。死因は首を絞められたことによる窒息で、首付近の骨が折れていた。肺には川の水がほとんどたまっていなかった。腕や手には、抵抗した際にできる防御創もなかったという。
村尾さんは6日夜、近所のショッピングセンターで40代の夫と一緒に自転車を購入後、夫とは別れて、自転車で同県志免町内のファストフード店を訪れ「注文は何がいい」などと夫に電話。午後9時半すぎにも夫に連絡したが、その後行方が分からなくなった。
店から自宅まで直線で約3キロあり、遺体が見つかった現場は帰り道とみられる。近くの川岸では村尾さんの自転車も見つかった。県警は、自転車での帰宅中に事件に巻き込まれたとみている。
関係者によると、村尾さんは福岡市内の大手保険会社に勤務し、外回りの営業を担当。県警は、目立ったトラブルや相談を把握していないとしている。
県警は10日、機動隊などが須恵川に潜るなどして遺留品を捜索した。
西日本新聞社
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2019-07-11 00:22:00Z
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