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はやぶさ2:「完璧すぎるくらい完璧」と笑顔 はやぶさ2が2回目の着陸に成功 - 毎日新聞 - 毎日新聞

はやぶさ2:「完璧すぎるくらい完璧」と笑顔 はやぶさ2が2回目の着陸に成功 - 毎日新聞 - 毎日新聞

はやぶさ2の着陸データに喜ぶ管制室の中継映像を見守る報道陣=相模原市中央区のJAXA宇宙科学研究所で2019年7月11日午前10時21分、吉田航太撮影

 「完璧すぎるくらい完璧。はやぶさ2が我々の思いをくみとって動いてくれた」。探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへの2回目の着陸に成功したことを受け、久保田孝・宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所研究総主幹は11日、笑顔で語った。はやぶさ2の動きは、事前のシミュレーションとほぼ一致しており、久保田さんは「事前に見ていた動きとまったく同じようだったので、(これは)リハーサルじゃないかと思うほどだった」と振り返った。

 久保田さんによると、はやぶさ2は同日午前10時6分ごろにリュウグウへ着陸したとみられており、その時間に物質を採取するときに弾丸を撃つ機器付近の温度が約10度上がっていたことから、弾丸が発射され、すべてが計画通りに実施されたことが確認されたという。

 相模原市中央区の宇宙科学研究所にある管制室は80人を超えるメンバーで埋め尽くされ、はやぶさ2から届くデータを固唾(かたず)をのんで見つめた。着陸後のはやぶさ2から届いたデータから着陸成功が確認されると、津田雄一・プロジェクトマネジャーは「タッチダウンは成功です。また新たな歴史を作りました」と宣言したという。

 極めて予定通りに着陸運用が進んだことから、今年4月に人工的に作ったクレーター付近の目標地点に近いところに着陸できたと推定される。久保田さんは「データを見る限りは予定した円に入っていると思う。着陸で最も早いと想定されていた時間と1~2分のずれにおさまっており、着陸の目印となるターゲットマーカーを比較的早く捕捉できたのではないか。これまでの経験と実績をもとにかなり精度良く探査機を目標地点の上空へ誘導できたのではないか」と話した。【永山悦子】



2019-07-11 04:24:00Z
https://mainichi.jp/articles/20190711/k00/00m/040/109000c

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