インド株式市場・午前＝続伸、自動車・ＩＴ株が上昇 - ロイター (Reuters Japan)

［ベンガルール　３日　ロイター］ - インド株式市場は続伸し、週間で３週ぶりに上昇する見込み。自動車株が好調な決算を材料に買われ、ＩＴ株は米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の政策金利据え置きを背景に上昇した。

現地時間午前１０時０５分（日本時間午後１時３５分）時点で、ＮＳＥ指数（ナショナル証券取引所に上場する５０銘柄で構成）(.NSEI)は０．７０％高の１万９２６６．５５。構成銘柄がほぼ全て上昇している。

ＳＥＮＳＥＸ指数（ＢＳＥ＝ボンベイ証券取引所＝に上場する３０銘柄で構成）(.BSESN)は０．６６％高の６万４５０４．５０。

ＩＴ株指数(.NIFTYIT)は１％高で、２日続伸。ＦＲＢの金融政策が市場予想よりタカ派的でなかったことが好感されている。米国はＩＴ企業の国別の売上高でかなりの割合を占める。

自動車株指数(.NIFTYAUTO)も約１％高。タタ・モーターズ(TAMO.NS)が好調な四半期決算を受けて２％超上げ、上昇率がＮＳＥ指数構成銘柄の中で有数の大きさとなっている。

ウィリアム・オニール・インディアの株式調査トップ、マユレシュ・ジョシ氏は「リスクとリターンの観点から見て、インドは新興市場の中で成長力が突出している」と述べた。また、ＦＲＢが政策金利の据え置きを決めた後で買いが新たに入った場合、インドが新興市場に流入する投資資金の「大きなシェアを確保する」と予想した。

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