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2022年11月米CPI発表直前のチェックポイント - 三井住友DSアセットマネジメント

米国では12月13日に、11月の消費者物価指数(CPI)が発表されます。今回は、米連邦公開市場委員会(FOMC)開催中(12月13日、14日)の発表であることから、一段と注目度が高まっています。直近の市場予想では、総合指数が前月比+0.3%(10月は+0.4%)、前年同月比+7.3%(同+7.7%)となっており、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比+0.3%(同+0.3%)、前年同月比+6.1%(同+6.3%)となっています。

このように、物価の伸びは10月からおおむね鈍化するとの見方が現時点では優勢です。そのため、仮に予想を大きく上回る物価の高い伸びが示されれば、米金融引き締めの長期化や、それによる景気のさらなる冷え込みへの警戒が強まり、株価は下落の反応が見込まれます。逆に、物価の伸びが予想を大きく下回れば、米金融引き締めがさほど長期化せず、景気減速も軽微にとどまるとの期待から、株高の反応となる公算が大きいと思われます。

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