日経225先物は11時30分時点、前日比220円高の2万6420円(+0.83%)前後で推移。寄り付きは2万6330円と、シカゴ日経平均先物(2万6335円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。現物の寄り付き直後に2万6400円を回復したものの、前場半ばにかけて戻り待ちの売りに押され、一時2万6290円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、下値の堅さが意識されるなか、再びリバウンド基調から2万6450円まで買われ、終盤にかけては2万6400円を挟んでの推移を継続。
買い一巡後は指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]が連日で年初来安値を更新するなか、ショートに向かわせたようだ。その後はグローベックスの米株先物がプラス圏で推移していることもあり、積極的にはショートも仕掛けづらく、前場半ば以降は短期筋のショートカバーが優勢だったと見られる。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.18倍に低下した。一時は14.25倍まで上昇する場面もあったが、日経平均構成銘柄の定期入れ替えに伴う先回り的な動きから新規に採用される日本電産 <6594> [東証P]、HOYA <7741> [東証P]、SMC <6273> [東証P]が強い動きを見せており、結果的にはTOPIX型優位となったようだ。
株探ニュース
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