組みたい自作PC構成まるわかり!! 第78回
2022年06月17日 13時00分更新
動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。
そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。
秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。
ビデオカードの特価が増加
今ならワンランク上が狙える
さまざまな事情でPCパーツも全体的に値上がり基調になっているなか、値下がりや特価が目立っているのが、GeForce RTX 30シリーズ搭載のビデオカードだ。大型連休前から一部メーカーの価格が下がり、ようやくだが初登場時を下回る価格帯になっている。
とくに売れ筋のミドルクラスは注目で、GeForce RTX 3050で考えていた人ががんばればRTX 3060/3060 Tiを狙えるように。さらに予算を2万円程度捻出すればRTX 3070 Tiも狙えるようになっている。
品薄時に大量発注していた製品の入荷や、2022年秋ごろに投入が予定されているGeForce RTX 40シリーズといったことが要因で限定特価が出ているようだが、GeForce RTX 30シリーズはまさに今が狙い目だ。
今回はそんな特価のビデオカードを組み合わせたゲーミングPCのレシピを、TSUKUMO eX.の紅谷さんが考えてくれた。
コストと性能のバランスを追った1台に!
海外の最新情報をもとにしたパーツチョイスや、豊富な組立代行によって蓄積された情報とアドバイスが秀逸な紅谷さん。同店の豊富なビデオカードの特価品を組み合わせて、GeForce RTX 3060 Ti搭載マシンで16万7690円を実現。さらに予算を2万円追加すると、GeForce RTX 3070 Ti搭載ビデオカードにパワーアップすることも可能になっている。
GeForce RTX 3060 Tiで、リフレッシュレート144Hzの高駆動プレイを楽しんだり、GeForce RTX 3070 Tiで重量級ゲームタイトルを高精細なWQHD解像度でプレイしたりと、ゲームを満喫できる。
GPUを内蔵しないことでコストを抑えたCore i5-12400Fでコストダウンを図りながらも、静音と冷却強化のためにCPUクーラーを追加したり、ARGB LEDファンを備える魅せる系PCケースを組み合わせたりして、安くすることだけに振っていないのも、本レシピのポイントだ。
CPU | インテル「Core i5-12400F」 (6コア/12スレッド、最大4.40GHz) |
2万3980円 |
---|---|---|
CPUクーラー | アイネックス「SE-224-XTA」 (空冷、120mmファン、サイドフロー) |
3580円 |
マザーボード | MSI「PRO B660-A DDR4」 (インテルB660、ATX) |
2万330円 |
メモリー | ADATA「XPG GAMMIX D20 DDR4 AX4U320088G16A-DCBK20」 (8GB×2、DDR4-3200) |
7980円 |
ストレージ | Western Digital「WD_BLACK SN770 NVMe WDS100T3X0E」 (1TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
1万4960円 |
ビデオカード | 玄人志向「GG-RTX3060Ti-E8GB/DF/LHR」 (GeForce RTX 3060 Ti、8GB GDDR6) |
7万4980円 |
PCケース | Lian Li「LANCOOL 205 MESH」(ミドルタワー) | 1万900円 |
電源ユニット | FSP「Hydro GSM Lite PRO 750W」 (750W、80PLUS GOLD) |
1万980円 |
総額(税込) | 16万7690円 |
※価格は6月9日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
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