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國松さんに中也賞贈呈 「詩集の構成もこだわった」 - 読売新聞オンライン

 現代詩の新人賞「第27回中原中也賞」(山口市主催)の贈呈式が4月29日、山口市内のホテルで開かれ、詩集「たましいの移動」で受賞した神奈川県の慶応大大学院生、國松絵梨さん(25)に、中也のブロンズ像などが贈られた。

 賞は現代詩人の登竜門とされ、國松さんの詩集は応募・推薦の218点から選ばれた。式では、選考委員を代表し、詩人の佐々木幹郎さんが「日本語が自分の体に落ち着くまでの過程を素直に書いている」と講評。伊藤和貴市長が像や副賞の100万円の目録を手渡した。

 國松さんは、7歳から12歳まで米シカゴ、青春期を香港で過ごした。英語と日本語の両方を使う暮らしの中で「言葉って何なんだろう」と考えるようになった。帰国後の自身について「不完全な日本語話者」と感じていたが、大学1年の授業で取り組んだ作詩がきっかけとなり、詩の魅力に引き込まれた。贈呈式で「詩集の構成にもこだわったので楽しく読んでほしい」と話した。

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