
中国放送
お盆休みの方もいらっしゃるだろうということで、お届けするのは広島の「夏の風景」です。広島・尾道市では、鈴の音色と懐かしの飲み物が涼しさを届けています。 海と山のまち、広島県尾道市。ロープウェイを登ると、尾道市内と瀬戸内海を見渡せる「千光寺公園」に着きます。 色とりどりの風鈴、およそ50個…。千光寺では、7月から風鈴に願いごとを書く「福鈴まつり」が始まっています。 「去年までは自分の願いごとを書く人が多かったが、ことしはコロナウイルスの終息を願った奉納をたくさんいただいています。」(千光寺 多田真祥住職) 魔除けと厄除の意味がある風鈴…。訪れた人はさまざまな思いを込めます。 「来年の国家試験に向けて、神頼みしに来ました。息抜きと、夏休みの最初は2人で出かけようと決めて、それで尾道を選びました。」 「(福鈴まつりを)初めて見たので、音もいいし、癒されます。」(訪れた大学生たち) 「たいへん暑いですので、見て、涼んでいただいて、千光寺は高台にあるから風もある。耳でも涼んでいただけたらと思う。」(千光寺 多田真祥住職) 尾道といえば「坂」。千光寺から街中に降りるまで急な階段が続きます。そんな坂道にひょっこり現れるのは猫です。 尾道は、「猫のまち」と言われるほど猫が多く住んでいます。しかし、この日は30度を超える炎天下で、猫もお疲れ気味…。日陰でお昼寝していました。 尾道は、サイクリストが集うしまなみ海道に続くまちでもあります。尾道駅からすぐの向島に向かうフェリーは、地元の人やサイクリストたちも利用しています。 ― しまなみ海道へ? 「そうですね、京都から来ました。ハッサクのおまんじゅう屋さんがあるらしいので、因島のほうに、そこに寄ろうと。」(家族で京都から) そんなサイクリストたちなど観光客がこぞって寄るお店が向島にあります。 「ミルクセーキ、サイダー…。これとこれ。」 「2本で300円です。はい、どうぞ。」 昔ながらのラムネやサイダーを販売している「後藤鉱泉所」です。創業90年。今は3代目の後藤忠昭さんと妻の勝子さんが店を切り盛りしています。 滋賀県から来たこちらの親子は、しまなみ海道を自転車で往復してきた帰りで、2日前の朝もここに来たそうです。 「きょうは今治からの帰りです。朝飲むよりも、汗かいてきた方がおいしいかなと思って、もう1回行こうって。」 ― どう? 「きょうの方がおいしい。」 ビンをリサイクルして使っているので、持ち帰りができず、販売所でしか飲めないのも特徴です。 「手間は手間だけど、ビンが一番いい。」(後藤鉱泉所 後藤忠昭さん) 「懐かしいし、口当たりもいいしね。」(後藤鉱泉所 後藤勝子さん) 夏場は繁忙期ですが、お客さんとの交流が毎年、楽しみだといいます。 「大学生の時から尾道に観光に来て、うちを気に入って、ずっと来てくれる。社会人になっても上司を連れてきたり、彼女を連れてきたり、毎日、若い人がいろいろな人が来てくれて、楽しいです。」(後藤鉱泉所 後藤勝子さん) 尾道を行き交う人と人…。いつもと違うことしの夏ですが、変わらない街の風景もありました。 ― 尾道では、宿泊施設を利用した人がクーポンを利用できる市独自の「おのみちGO!GO!キャンペーン」も始まっています。利用できる対象者は、中国5県と愛媛県に住んでいる人に限られています。
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August 12, 2020 at 05:12PM
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