2022年06月01日19時59分
アジア最終予選で日本の巻き返しを支えた4―3―3の布陣。遠藤航、田中、守田を逆三角形に配置した中盤は日本の屋台骨だが、負傷など不測の事態への備えは不可欠。1人でも欠けた場合にチーム力が極端に落ちるようではW杯本番に不安を残す。
パラグアイ戦で守田の出場が微妙な中、鎌田の起用には注目。所属クラブの欧州リーグ制覇に貢献し、昨年11月以来の代表復帰。以前は4―5―1のトップ下で攻撃の中心を担ったが、現在のシステム移行後は出場機会を失った。鎌田が中盤で計算が立つことを示せれば、チームとしても大きな収穫になる。
だが、現在の中盤で重視されるのはボールを奪い切る働き。「また信頼を勝ち取る」と鎌田は意気込むが、役割をこなした上で持ち味の攻撃力を発揮できるかは未知数だ。所属先ではボランチで起用される堂安らを含め、攻守のバランスを保ち、選手の個性をどう生かすことができるか。
パラグアイは2010年W杯南アフリカ大会で当たり、あと一歩のところでベスト8を逃した因縁の相手でもある。「アジアの戦いから世界の戦いに変えていかないといけない」と森保監督。戦術の浸透に加え、新たな選択肢を模索する。
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